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江戸の町

江戸の町江戸の町
(えどのまち)
岸井良衞
(きしいよしえ)
[江戸入門]

最近、少し心を入れ換えて、江戸に関する本を少しずつ読むようにしている。この本もそんな中の一冊だ。

江戸の町の由来や、坂、橋、名所などを簡潔でわかりやすい文章で説明している、江戸切絵図の入門書。時代小説を読んでいて、土地鑑がなくて困っている方におすすめ。詳しい方も、初めて知る事実があって興味深い。

八丁堀の七不思議や本所の七不思議も紹介している。大八車の由来とか、千葉周作の道場があったことで有名なお玉が池の由来なども解説している。

新書判のためにしょうがないのだが、判型が小さく、印刷がよくないために切絵図がわかりにくいのがやや難。

読みどころ●大著「江戸・町づくし稿」(不勉強でこの本については知らないのですが…)の著者が、切絵図(地図)をたどりつつ、町屋を中心に話題を求めて、もはや失われた江戸の町の面影と、町の人たちの生活ぶりを簡潔に紹介していく。嘉永元年(1848)から麹町十丁目の近江屋吾平が出した、近吾堂版の切絵図と、「江戸名所図会」や、広重の名所江戸百景の絵を多数収録している。

目次■まえがき/江戸の町づくり/内桜田/外桜田/小川町と駿河台/神田・八辻ケ原の南/内神田の東側/日本橋の北方/日本橋の南方/茅場町から八丁堀辺/銀座/築地界隈/東南の島/新橋から金杉橋/愛宕山の西/本芝・高輪/白金/麻布/赤坂/青山・渋谷/四谷/淀橋/市ヶ谷/高田/雑司ケ谷/外神田と湯島/本郷/小石川/上野/浅草/向島/本所/深川/隅田川/四宿/江戸切絵図目次

(中公新書・660円・1976/05/25第1刷・1995/10/30第14刷・220P)
購入日:97/10/07
読破日:98/04/19

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