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北辰の剣 千葉周作 開眼

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北辰の剣 千葉周作 開眼

(ほくしんのけん・ちばしゅうさく・かいげん)

千野隆司

(ちのたかし)
[剣豪]
★★★☆☆☆

北辰一刀流の開祖、千葉周作の若き修行の日々を描く、剣豪小説。“音無しの剣”で知られる高柳又四郎との対決が描かれていて興味深い。 友のために、悪に立ち向かう主人公周作。剣だけではない千葉周作の青春が描かれていて面白い。

もちろん、高柳又四郎や臼井亨、浅利又七郎らとの立ち会いシーンも丹念に描かれていて堪能できる。

物語●千葉周作の剣術仲間の赤堀民之助が、小普請支配の旗本土屋丹波守を仇として狙い、丹波守の供侍に返り討ちにあった。瀕死の友・民之助から父の仇討ちと、女衒の手に連れ去られた妹の救出を託された周作は…。

目次■第一章 音無しの剣/第二章 杏子の木/第三章 戸田の渡し/第四章 闇討ち/第五章 水月の矩

カバーイラスト:菊池誠
カバーブックデザイン:中原達治
時代:文化十一年(1814)
場所:備前橋、外神田松永町、霊岸島東湊町、深川六間堀町、八丁堀日比谷町、神田雉子町、築地、下谷上野二丁目ほか
(祥伝社文庫・514円・98/12/20第1刷・279P)
購入日:98/12/12
読破日:01/11/10

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