『イクサガミ 天』|今村翔吾|講談社文庫
「時代小説SHOW」による、2022年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし部門】を発表しました。
Amazonでの発売日もしくは奥付表記が2021年11月1日から2022年10月31日発行の時代小説作品(シリーズ)で、文庫書き下ろし(文庫オリジナル)作品を対象に選びました。
単行本の文庫化は対象外としています。
1位 『イクサガミ 天』 今村翔吾さん(講談社文庫)
明治十一年の東海道を舞台に、江戸の剣客である主人公の嵯峨愁二郎をはじめ命知らずの猛者たちが繰り広げるデスゲーム。読み始めたら止められないノンストップアクション活劇です。
ゲーム感覚で読めるリーダビリティと疾走感は、2023年へと続く時代小説の未来を感じさせてくれました。早く続が読みたいと熱望しています。
ベスト10の選考理由と、2位以下の作品については、「2022年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし部門】」をご覧ください。
残念ながら、ランキングを掲載していた、『この時代小説がすごい! 2022年版』(宝島社刊)の2023年版の発売はありませんでした。2023年12月の発売を願っています。
2022年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし部門】
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2022年時代小説ベスト10【単行本部門】
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今村翔吾|時代小説ガイド
今村翔吾|いまむらしょうご|時代小説・作家1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、作家に。2016年、「蹴れ、彦五郎」で第19回伊豆文学賞最優秀賞受賞。2016年、「狐の城」で第23回九州さが大衆文学...