[A5] おすすめの時代小説はコレだ!

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[A] 歴史(日本史)は得意だというあなたには

江戸時代以外の時代を描く歴史時代小説にチャレンジしよう

武王の門・上『武王の門』上・下
北方謙三著
新潮文庫

歴史に自信のある方でも南北朝時代というのは、盲点ではないでしょうか。

建武の新政や楠木父子の活躍などは南朝のことは知っていても
九州に中央から独立した統一国家をつくろうとした動きがあったなんて。

一度読み出したら、面白くて止められない北方南北朝シリーズはハマります。

鎌倉幕府を倒し、後醍醐天皇が敷いた建武の新政も、北朝を戴く足利尊氏に追われ、わずか三年で潰えた。しかし、吉野に逃れて南朝を開いた天皇は、京の奪回を試み、各地で反撃を開始する。天皇の皇子・懐良は、全権を持つ征西大将軍として、忽那島の戦を皮切りに、九州征討と統一をめざす。懐良の胸中にある統一後の壮大な『夢』とは―。

ハードボイルド小説の雄、北方さんの歴史小説の第一作。
短文を畳みかけていく、現代的な文体が、閉塞感のあった歴史小説界に新風を吹き込んでいます。
スーパーヒーロー懐良親王の登場に胸が高鳴ります。

★こんな時代小説もおすすめ
『破軍の星』(北方謙三・集英社文庫)
『湖賊の風』(高橋直樹・講談社文庫)

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