[A1] おすすめ時代小説はコレだ!

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[A] 時代小説は古臭いと思っている食わず嫌いのあなたには

新しい史観で描かれた、ハマる時代小説

吉原御免状『吉原御免状』
隆慶一郎著
新潮文庫

時代小説なんて古臭いなんて言う人に絶対おすすめなのが、隆慶一郎さんの『吉原御免状』です。

学校で習った日本史とは違う新しい史観で物語が展開されています。
ハードボイルド好きや冒険小説ファンが次々ハマる、隆ワールド。
最盛期を迎える前に夭折し、その死が惜しまれてならない作家です。

ちなみに、題名に「吉原」とついていますが、エロはありません。女性の方も電車で読める内容です。
「峰隆一郎」という似た名前の時代小説作家がいるので、書店で買われる際は間違わないでください。

宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。

旧吉原成立の秘話、徳川家康影武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、不世出の伝奇時代小説です。

★こんな時代小説もおすすめ
『影武者徳川家康・上』(隆慶一郎・新潮文庫)
『捨て童子・松平忠輝・上』(隆慶一郎・講談社文庫)

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