2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

料理・グルメ

ユーモア

「2020年3月中旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年3月11日から3月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、講談社文庫から刊行される、風野真知雄さんの『潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』を紹介します...
女性

品川宿の宿屋で働く、お勝手女中見習いの少女の成長物語

柴田よしきさんの長編時代小説、『お勝手のあん』(時代小説文庫・ハルキ文庫)を入手しました。 著者の柴田さんは、女性刑事が活躍するハードボイルド警察小説『RIKO―女神の永遠―』で、第15回横溝正史賞受賞し、近著では『風のベーコンサンド 高原...
女性

薬膳料理で人々を幸せにする。お江戸グルメ時代小説

鷹井伶(たかいれい)さんの文庫書き下ろし時代小説、『お江戸やすらぎ飯』(角川文庫)を献本いただきました。 タイトルからわかるように、おいしい料理と人情が味わえるグルメ時代小説です。 高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ以降、多くのグルメ...
市井人情

江戸の料理茶屋ときたな細工

宇江佐真理さんの『涙堂 琴女癸酉日記 (講談社文庫)』を読んでいたら、料理茶屋について、主人公の高岡琴が日記に綴っている箇所があり、興味深かった。 『賀太郎、王子へ出かける。王子稲荷前の海老屋は近ごろ評判の料理茶屋なり。王子には他に扇屋あり...
市井人情

十干って難しくて苦手

宇江佐真理さんの最新文庫『涙堂 琴女癸酉日記 (講談社文庫)』を入手する。タイトルに書かれた「癸酉(きゆう)」は十干と十二支を組み合わせて表記する干支で、「みずのと・とり」のこと。とはいえ、何番目を指すのかよくわからない。 古代の中国の思想...