時代

人物

明治維新の礎を作った、名君・鍋島直正の見事な生涯を描く

『かちがらす 幕末の肥前佐賀』植松三十里(うえまつみどり)さんの長編歴史小説、『かちがらす 幕末の肥前佐賀』(小学館文庫)をご恵贈いただきました。幕末の肥前佐賀藩の藩主鍋島直正(閑叟)は、十一代将軍家斉の娘・お盛を正室にし、薩摩藩の島津斉彬...
ユーモア

浮世絵師たちの明治。国芳の弟子たちと二人の娘の物語

『ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙』河治和香(かわじわか)さんの歴史時代小説、『ニッポンチ! 国芳一門明治浮世絵草紙』(小学館)をご恵贈いただきしました。著者は、2003年に『秋の金魚』で第2回小学館文庫小説賞を受賞してデビューし、、2...
人物

「2020年11月の新刊(単行本)」をアップ

『伊達女』|PHP研究所2020年11月1日から11月30日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年11月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、PHP研究所から刊行される、佐藤巖太郎(さとうがん...
伝奇

金銀と塩硝が眠る、飛騨の“幻の城”に織田信長の魔の手が…

『天離り果つる国 上』宮本昌孝さんの長編歴史時代小説、『天離り果つる国(あまさかりはつるくに)』(PHP研究所)の上下巻をご恵贈いただきました。『剣豪将軍義輝』や『ふたり道三』など、伝奇色豊かで夢中で読める、戦国時代エンターテインメント小説...
人物

幕末から明治を生きた、絵師歌川芳藤の矜持と執念を描く

『おもちゃ絵芳藤』谷津矢車さんの長編時代小説、『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)を入手しました。本書は、2018年に第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞作です。江戸を代表する浮世絵師・歌川国芳の一門からは、歌川芳虎、歌川芳艶、落合芳幾、歌川芳藤...