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室町

室町

地味ながら圧倒的な迫力の農民時代小説

岩井三四二さんの『月ノ浦惣庄公事置書』を読み終えた。歴史的なヒーローは誰も登場しない、時代も室町中頃でなじみが薄く、土倉とか問丸、土一揆と聞いてもピンとこない。舞台は近江の琵琶湖北端の村で、農地をめぐる隣村との争いを描いた、おそろしく地味な...
室町

岩井三四二さんと室町時代小説

なぜか、室町時代を舞台にした時代小説に惹かれる。とくに籤引きで選ばれた六代将軍・足利義教の時代は気になる。岩井三四二さんの『月ノ浦惣庄公事置書(つきのうらそうしょうくじのおきがき)』は、正長元年(1428)十一月、ちょうど義教が籤引きで将軍...
ドラマ

大河ドラマの原作を考える

今年のNHKの大河ドラマの原作『功名が辻』を読み始めた。司馬遼太郎さんには晩年の国民作家としての偉い人というイメージをもっていて長らく敬遠していた。ようやくここ数年、肩に力を入れずに、司馬作品と向き合えるようになってきた気がする。歳を重ねて...
室町

馬借と土倉、室町時代小説っぽい

宮本昌孝さんの『ふたり道三』を読んでいる。室町時代、応仁の乱後を描いているということで、いつも読んでいる江戸時代小説と違う言葉が出てきて新鮮。  ……  下山の途中、二十名ばかりの賑々しい一行と出くわした。大半の者が、髪は蓬髪であったり大童...
室町

戦国時代のはじまり、応仁の乱

学生時代に日本史の授業で、応仁の乱(応仁元年・1467年)以降、政治が乱れて足利幕府が弱体化し、戦国時代に突入したというような講義を受けた。応仁の乱から信長の登場まで100年近くあったこともあり、ピンと来なかった。 その後、「時代小説SHO...