多くの漁師の命を奪った、伝説の巨鯨「権左」に挑む男

沖の権左『滔々と紅』で、第1回本のサナギ賞大賞を受賞した、注目の新人作家・志坂圭(しざかけい)さんの『沖の権左(おきのごんざ)』がディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

安房勝山に生まれた吾一は、父・重吉のように鯨組の頭領を目指していた。不漁に悩んだ重吉は村の掟に背いて、巨鯨「権左」に挑むも仲間に多大な犠牲を出し、命を落とす。父の不手際で村を追い出された吾一は、江戸で鯨と無縁の日々を過ごす。だが、いつまでも権左を忘れることができない。ある日、偶然、権左を捕る秘策を思いつくが……。

本のサナギ賞(主催・ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、全国の書店員が「世に出したい」新作を選んだ賞です。時代小説に限定されません。第1回の265応募作品の中から大賞に選ばれたのが、志坂さんの『滔々と紅』。江戸・吉原をたくましく生き抜く女たちを描いた時代小説です。『沖の権左』は、受賞後第1作になります。捕鯨を描いた時代小説には、傑作が多いので、本書も楽しみです。

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『滔々と紅』
『沖の権左』

本のサナギ賞|ディスカヴァー・トゥエンティワン

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