2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

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「付添い屋六平太」シリーズ第二部完結、次巻より第三部突入!

テレビ時代劇「鬼平犯科帳」や「剣客商売」の脚本家として知られる、金子成人(かねこなりと)さんの『付添い屋・六平太 朱雀の巻 恋娘』が小学館文庫より刊行されました。シリーズ第6巻です。付添い屋を生業にする浪人・秋月六平太にとって、木場の材木商...
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世間知らずの公家の姫様が借財を抱え、商人(あきんど)に

若月ヒカルさんの『あきんど姫様』が宝島社文庫より刊行されました。公家の二条院家の姫・桜子は、京の町で買い物すらしたこともなく育った世間知らずだったが、家には全く金がなくさらに百二十両の借財があることを知る。しかもその中の六十両は返せない場合...
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「2015年12月の新刊 上」をアップ

2015年12月1日から12月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2015年12月の新刊 上」を掲載しました。今回の注目は文春文庫の新刊です。海洋時代小説の名作を多く残した、白石一郎さんの代表作の一つ、『海狼伝』が新装版...
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天保の息苦しい江戸の街に、「風穴」を開けるトラブル解決屋

友野詳(とものしょう)さんの『風穴屋旋次郎』が白泉社・招き猫文庫より刊行されました。「天保の改革」により贅沢が厳しくとがめられる息苦しい江戸の街に、颯爽と風を切って歩く若者がいた。風間旋次郎は、追い詰められた庶民の窮状に「風穴」を開けてやる...
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関宿藩御用達となった、米屋の入り婿侍が活躍するシリーズ第5作

千野隆司(ちのたかし)さんの『入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)』(角川文庫)を入手しました。10月25日に刊行された新刊です。旗本家次男坊の角次郎は縁あって米屋の大黒屋の入り婿になる。関宿藩での藩米横流し事件の解決を助太刀した功により、大黒...