2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

単行本

人物

永代橋崩落で妻子を失うも、江戸の繁栄に生涯を捧げた風雲児

『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』永井紗耶子(ながいさやこ)さんの長編歴史時代小説、『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』(新潮社)を入手しました。著者は、プロフィールによると、新聞社の記者を経て、フリーランスのライターとなり、2010年、「恋の手本と...
ミステリー

オタクの御駕籠之者が、幕閣を揺るがす大事件の渦中に

『へんぶつ侍、江戸を走る』亀泉きょう(かめいずみきょう)さんの長編時代小説、『へんぶつ侍、江戸を走る』(小学館)を献本いただきました。著者は、1984年京都市生まれで、本書がデビュー作になります。小学館が、この夏、一押しの新人作家ということ...
人物

「2020年8月の新刊(単行本)」をアップ

2020年8月1日から8月31日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年8月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、集英社から刊行される、朝井まかてさんの『類』を紹介します。森鴎外には、5人の子供...
単行本

おんな大工・峰が江戸の住宅問題を解決する、お仕事人情小説

『江戸のおんな大工』泉ゆたかさんの人情時代小説、『江戸のおんな大工』(KADOKAWA)を入手しました。裏長屋には、かならずといっていいくらい、大工をしている住人がいました。木と紙でできた江戸の住居は、耐久性が高くなく、火事にも弱く、修繕や...
作家

第9回歴史時代作家協会賞発表! 新人賞に『へぼ侍』

7月30日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞が決定し発表されました。受賞作(太字)と候補作は、以下の通りです。●新人賞坂上泉さん 『へぼ侍』(文藝春秋)加納則章さん ...