青春

ミステリー

中国唐、“泣き娘”と青年貴族のバディが活躍するミステリー

『泣き娘』小島環(こじまたまき)さんの中国歴史小説、『泣き娘』(集英社)を紹介します。著者は、2014年に第9回小説現代長編新人賞を受賞し、2015年に受賞作を『小旋風の夢絃』に改題して単行本デビューしました。『小旋風の夢絃』は、中国春秋後...
ミステリー

“哭女”の少年が葬儀で出会う謎を追う、中国青春ミステリー

『泣き娘』小島環(こじまたまき)さんの中国歴史小説、『泣き娘』(集英社)をご恵贈いただきました。単行本の新刊リストを作成したときから、気になっていた作品です。千葉ともこさんの『震雷の人』を読み終えたところで、中国・唐の時代にますます興味が湧...
文庫

「2020年10月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『人を乞う』|祥伝社文庫2020年10月11日から10月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年10月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、あさのあつこさんの『人を乞う』(祥伝社文庫)を取り上げます。天羽藩上...
中国

唐代・安史の乱が運命を変えた兄妹を描く、中国歴史ロマン

『震雷の人(しんらいのひと)』本年度(2020年)、第27回松本清張賞受賞作、千葉ともこさんの長編歴史小説、『震雷の人(しんらいのひと)』(文藝春秋)を入手しました。松本清張賞は、時代小説作品の受賞が多くて、毎回、注目してる賞の一つです。同...
文庫

『蜩ノ記』から十六年。泣き虫と呼ばれた少年は師と友に出会う

『草笛物語』葉室麟さんの長編時代小説、『草笛物語』(祥伝社文庫)を入手しました。『蜩ノ記』から始まる、羽根藩(うねはん)シリーズの第五弾です。シリーズの『潮鳴り』『春雷』『秋霜』も、それぞれに面白さがあって忘れがたい作品となっています。羽根...