文庫『蜩ノ記』から十六年。泣き虫と呼ばれた少年は師と友に出会う 『草笛物語』葉室麟さんの長編時代小説、『草笛物語』(祥伝社文庫)を入手しました。『蜩ノ記』から始まる、羽根藩(うねはん)シリーズの第五弾です。シリーズの『潮鳴り』『春雷』『秋霜』も、それぞれに面白さがあって忘れがたい作品となっています。羽根... 2020.09.24文庫武家江戸青春
ミステリー「2020年9月下旬の新刊(文庫)」をアップ 『信長の原理 上』|角川文庫2020年9月21日から9月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年9月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、垣根涼介さんの『信長の原理 上』『信長の原理 下』(角川文庫)を取り上... 2020.09.20ミステリー人物戦国文庫新刊情報武家
市井人情若者は、漆黒の闇に明かりを灯すために脱藩し江戸を目指す 『地に滾る』あさのあつこさんの長編時代小説、『地に滾る(ちにたぎる)』(祥伝社文庫)を入手しました。本書は、天羽藩(あもうはん)の上士の嫡男、伊吹藤士郎の青春を描く、時代小説シリーズ三部作で、『天を灼く(てんをやく)』に続く第二作です。三カ... 2020.09.19市井人情文庫武家江戸青春
エッセイ妻の死、絶望のなかで生まれた、藤沢周平作品が読みたい 『藤沢周平 遺された手帳』藤沢周平さんのひとり娘、遠藤展子(えんどうのぶこ)さんが、父の遺した手帳をまとめて解説した、『藤沢周平 遺された手帳』(文春文庫)を紹介します。最近、新作時代小説を追うのにかまけて、藤沢周平作品から遠ざかっていまし... 2020.09.19エッセイ作家市井人情文学賞文庫武家江戸
単行本第26回中山義秀文学賞候補作決定。11月に公開最終選考会 9月14日(月)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の第二次選考会において、最終候補3作品が決定しました。今村翔吾さんの『八本目の槍』(新潮社)、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出版... 2020.09.14単行本幕末維新戦国文学賞武家資料館・美術館