武家

人物

すべては人のために。富山売薬と調所広郷の心を打つ物語

『富山売薬薩摩組』|植松三十里|エイチアンドアイ植松三十里さんの『富山売薬薩摩組』(エイチアンドアイ)は、徳川幕府が敷いた幕藩体制に揺らぎが生じてきて江戸後期を舞台にした歴史小説です。本書に登場する薩摩藩家老の調所広郷(ずしょひろさと)は、...
人物

第170回直木賞候補に、村木嵐さんら6名。新たな潮流も

12月14日(木)、第170回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品6作品が発表されました。村木嵐(むらきらん)さんの歴史時代小説『まいまいつぶろ』(幻冬舎)も候補作品に選ばれました。今回は、ほかにも歴史時代小説ファンとし...
人物

『まいまいつぶろ』―「オール讀物」本屋が選ぶ時代小説大賞特集号

『オール讀物 2023年12月号』|文藝春秋文芸雑誌、『オール讀物 2023年12月号』(文藝春秋)が家に届きました。今月号の特集は、第13回本屋が選ぶ時代小説大賞。大賞は、村木嵐(むらきらん)さんが『まいまいつぶろ』で受賞されました。村木...
ユーモア

戦国・江戸の奇人変人、ポンコツたち、愛すべき8人を収録

『戦国・江戸ポンコツ列伝』|吉川永青|集英社文庫戦国武将の新しい面に光を当て、その生き様を骨太に描く歴史小説で知られる、吉川永青(よしかわながはる)さん。『戦国・江戸ポンコツ列伝』(集英社文庫)は、そんな著者の新たな魅力に触れることができる...
ユーモア

最強兵器の土下座を禁止された「どげざ駿河」。どうする?

『土下座奉行 どげざ禁止令』|伊藤尋也|小学館文庫時代小説デビュー作『土下座奉行』で、本年度の第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、伊藤尋也(いとうひろや)さんの続編が出ました。『土下座奉行 どげざ禁止令』(小学館文...