武家 「無茶の勘兵衛」シリーズ第二弾 浅黄斑さんの『火蛾の舞』を読み始めた。『山峡の城』に続く「無茶の勘兵衛」シリーズの第2弾である。浅黄さんはミステリー畑の人だが、このシリーズの前作や『芭蕉隠密伝―執心浅からず』などの時代小説も気に入っている。主人公のキャラクター造形がしっか... 2020.02.11 武家江戸青春
武家 江戸時代の武士のいじめ 山本博文さんの『江戸の金・女・出世』を読んでいる。「週刊現代」に連載された後に、講談社現代新書『サラリーマン武士道 江戸のカネ・女・出世』として刊行されたものを文庫化したもの。江戸の金・女・出世―シリーズ江戸学 (角川ソフィア文庫)作者: ... 武家歴史読み物江戸
伝奇 殺生方控に隠された将軍家の秘密 えとう乱星さんの『あばれ奉行』を読了した。本作品は、『かぶき奉行』『ほうけ奉行』に続く「殺生奉行」シリーズ3作目だが、作者のあとがきによると、本来のタイトルは、『殺生方控』〈慶安編・元禄編・享保編〉とする心積もりだったようだ。それぞれの作品... 伝奇武家江戸
伝奇 殺生奉行シリーズの完結編 えとう乱星さんの『あばれ奉行 安藤源次郎殺生方控』を読んでいる。10年前に単行本で読んで、その面白さに感動して、一気にえとう乱星さんがごひいきの作家の一人になったという記憶のある作品。あばれ奉行―安藤源次郎殺生方控 (ベスト時代文庫)作者:... 伝奇武家江戸
幕末維新 幕臣にとっての明治維新とは 以前から不思議に思っていたことがある。明治維新時、新政府に恭順を示した旧幕臣たちの心情と身の処し方について、どうもよくわからなかった。明治以後、官軍に抵抗して戦った幕臣たちはごくわずか。上野の山に籠もった彰義隊は二千人程度という。旗本・御家... 2020.03.13 幕末維新武家