武家 最下級の農民“名子”から武士への出世を目指す男を描く 青山文平さんの長篇時代小説、『励み場(はげみば)』(ハルキ文庫)を入手しました。本書は、『つまをめとらば』で第154回直木賞(平成27年/2015年下期)を受賞した著者の、受賞後第1作の文庫版です。“名子(なご)”と呼ばれる、一般の農民より... 武家
剣豪 『師弟 新・軍鶏侍』をUP 野口卓(のぐちたく)さんの文庫書き下ろし時代小説、『師弟 新・軍鶏侍』(祥伝社文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。前作(『危機』)より、五年の歳月が経過し、タイトルに「新」の文字が入っているように、「軍鶏侍」シーズン2といったた... 剣豪武家
武家 一万石の高岡藩に、百姓一揆が勃発 千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 一揆の声』(双葉文庫)を入手しました。下総国高岡藩一万石の世子・井上正紀が、小藩の藩政に奮闘する「おれは一万石」シリーズ第6作です。正義感と人情に厚い、若殿・正紀が持ち前の行動力で、今回... 武家
武家 阿波踊りと『遊び奉行 軍鶏侍外伝』 昨8月12日より、徳島のお盆の風物詩、阿波踊りが始まりました。昨年までは1500人の踊り手による「総踊り」が行われ一日のフィナーレとなっていましたが、今年は市長と阿波おどり振興協会の対立により、中止になったそうで残念です。さて、江戸時代の盆... 武家
戦国 『政宗の遺言』をUP 岩井三四二(いわいみよじ)さんの長編歴史時代小説、『政宗の遺言』(エイチアンドアイ刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。寛永十三年四月二十日。伊達家六十二万石の太守・政宗は、“最後の暇乞い”のために齢七十の病身をおして江戸へ向かった…... 戦国武家