2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

市井人情

ミステリー

口中医桂助と鶉飼いブーム

和田はつ子さんの『花びら葵』を読む。『南天うさぎ』『手鞠花おゆう』に続く、江戸の歯医者・藤屋桂助が活躍する捕物帳「口中医桂助事件帖」シリーズの第三弾。桂助の患者だった廻船問屋橘屋の娘お八重の死をきっかけに、橘屋は店を畳むことになる。背後には...
ドラマ

「次郎長 背負い富士」と山本一力さん

山本一力さんの『背負い富士』を原作に、NHK木曜時代劇「次郎長 背負い富士」の放送が本日より始まった。時代小説ほど時代劇には関心がないほうだが、山本作品がどのようにドラマ化されるか気になって第1回を見た。次郎長を演じるのは中村雅俊さんだが、...
人物

気になる新刊情報

湯けむり浄土―花輪大八湯守り日記 (中公文庫)作者: 高橋義夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る新庄領外れの山深い湯治場、肘折温泉。二十歳の藩士で具足術の名手・花輪...
市井人情

江戸のトライアスロン

昨日のセミナーについて、感想を書いたところ、講師の大橋悦夫さんからトラックバックをいただいた。また、同じ参加者のhito-kanさんからもトラックバックを付けていただいた。感謝。さて、昨日宣言したとおり、時代小説に戻って山本一力さんの『深川...
市井人情

ブログを書き続けるということ

時代小説ブログ「ほぼ日刊時代小説」を始めてから、5月17日で1周年を迎える。日記というものが続いたためしがないにもかかわらず、無謀にもタイトルに「日刊(=毎日書くこと)」と入れてしまったために、当初は1カ月続くかどうかまったく自信がなかった...