2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

痛快

捕物

与力の女房が活躍する捕物帳

高橋克彦さんの『おこう紅絵暦』を読んだ。『だましゑ歌麿』の続編に当たるが、捕物の主人公が南町奉行所同心仙波一之進から、その妻で元柳橋芸者のおこうに移る。一之進は前作の活躍により、おこうを妻に得たばかりか北町奉行所に移り筆頭与力に出世している...
剣豪

「居眠り磐音」シリーズ200万部突破

昨日(3月18日)の朝日新聞朝刊の全面広告で、佐伯泰英さんと俳優の児玉清さんの対談が載っていた。双葉文庫から出ている「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズ(15作、4年間)が累計で200万部を突破した記念に実現したものである。 児玉さんは、NHK...
剣豪

室町の名刀・関の孫六兼元

佐伯泰英さんの「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第5弾『孫六兼元(まごろくかねもと)』を読み終えた。旧主久留島通嘉の恥辱を晴らすために、四藩を相手に「御鑓拝借」をなして、江都の話題をさらった元豊後森藩士の赤目小籐次の活躍を描く人気シリーズ。 ...
お知らせ

1月の検索語ベスト20、発表!

昨日、コンタクトレンズを壊し、とりあえず、2週間のタイプの使い捨てコンタクトを使用してしのぐことにした。その間、ちゃんと検眼して作り直そうと思っている。使い捨てコンタクトは乱視が入らないものだが、今まで使っていたものと比べてあまり違和感を感...
剣豪

時代小説と中一弥さんの挿絵

「小説新潮」とか「小説現代」のような文芸誌(というか小説雑誌)を読む機会は多くないが、時代小説を特集していたりして、たまに目を通すと楽しいのが挿絵だ。とくに、蓬田やすひろさんや柴田ゆうさん、百鬼丸さんとかお気に入りの画家の絵が載っていると、...