2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

戦国

古地図

古地図好き、城好きの心をわしづかみにするムック本

サンエイムック「男の隠れ家」別冊として、『古地図で読み解く!城下町の秘密』が三栄書房より刊行されました。古地図を眺めていると在りし日の城下町の姿が見えてくる。かつての城や町割り、地形……そこには城と町を築いた藩主や人々の足跡がしっかりと残さ...
戦国

『天を裂く 水野勝成放浪記』を時代小説ブックガイドにアップ

大塚卓嗣さんの『天を裂く 水野勝成放浪記』を時代小説ブックガイドにアップしました。作者は、第18回歴史群像大賞において佳作入賞をして、本作が小説デビュー作。主人公は、信長が永楽銭の旗印を与えた戦巧者で、天下人の秀吉に命を狙われた、家康の従兄...
戦国

安部龍太郎さんの最新歴史エッセイ

『等伯』で第148回直木賞を受賞し、戦国時代を舞台にした多くの時代小説で知られる、安部龍太郎さんの最新歴史エッセイ集、『安部龍太郎 「英雄」を歩く』が、日本実業出版社から発売になった。この本の編集に、微力ながら協力させていただいく機会を得た...
伝奇

稀代の忍び・風魔の小太郎の生涯を描く大傑作

宮本昌孝さんの『風魔』を読んだ。文庫は上・中・下巻の三分冊だが、読み出したら止められない、一気読みをさせてしまう面白さだった。宮本作品では、『剣豪将軍義輝』や『ふたり道三』の系譜に通じる、スケール感、エンターテインメント性が堪能できる作品で...
ドラマ

大河ドラマ「天地人」がさらに面白くなる講座

歴史家の安藤優一郎さんは、『幕末下級武士のリストラ戦記』『江戸城・大奥の秘密』などの江戸時代をテーマにした著作で知られている。今年は戦国時代、とくに直江兼続にスポットを当てて講演や著作をされていくそうだ。幕末下級武士のリストラ戦記 (文春新...