戦国

幕末維新

旬で読み得!2019年を代表する短編時代小説ベスト11

『時代小説 ザ・ベスト2020』日本文藝家協会編による短編歴史時代小説アンソロジー、『時代小説 ザ・ベスト2020』(集英社文庫)を入手しました。2016年度版から、毎年刊行されている、集英社文庫オリジナルの「時代小説 ザ・ベスト」シリーズ...
戦国

儒教思想を主題に朝鮮出兵を描く、直木賞作家のデビュー作

『天地に燦たり』川越宗一さんの長編歴史時代小説、『天地に燦たり』(文春文庫)を入手しました。著者は、明治から昭和にかけて、樺太アイヌの闘いと冒険を描いた長編小説『熱源』で、2020年、第162回直木賞を受賞しました。本書は著者のデビュー作で...
南北朝・室町

第163回直木賞候補に、『じんかん』、『能楽ものがたり 稚児桜』

2020年6月16日(月)、第163回(2020年上半期)直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。時代小説では、今村翔吾さんの『じんかん』(講談社)と、澤田瞳子(さわだとうこ)さんの『能楽ものがたり ...
人物

乱世の梟雄、松永久秀のイメージを一変させる歴史エンタメ

『じんかん』今村翔吾さんの長編時代小説、『じんかん』(講談社)を紹介します。戦国武将の松永弾正久秀は、仕えた三好家を滅ぼし、天下の将軍足利義輝を暗殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くしたことから、織田信長をして、「この男、人がなせぬ大悪を一生の内...
ミステリー

気鋭の推理小説家たちが挑む、新作書下ろし御城ミステリー

『御城の事件〈東日本篇〉』二階堂黎人(にかいどうれいと)さん編集による、『御城の事件〈東日本篇〉』(光文社文庫)を入手しました。本書は、気鋭の推理小説家らの競演による、時代ミステリーのアンソロジーです。ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘...