幕末維新

幕末維新

勝海舟ら、江戸に暮らした士(サムライ)の素顔に触れる

江戸東京博物館で、明日2019年11月4日まで開催されている、特別展「士 サムライ―天下太平を支えた人びと―」に行ってきました。時代小説を読んでいても、武士なのか、侍なのか、その意味するところや使い分けがあいまいになることがあります。 日本...
人物

勝海舟夫婦の波瀾万丈の生涯を、妻の視点から描く新シリーズ

植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おたみ海舟 恋仲』(小学館文庫)を入手しました。本書は、妻のおたみの視点から、勝海舟夫婦の波瀾万丈の生涯を描く、文庫書き下ろしシリーズの第1作です。辰巳芸者のおたみは、呼ばれた席で...
剣豪

迷い熊と千葉の小天狗、卑劣な道場破りに猛る

芝村凉也さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(四) 迷い熊猛る』(双葉文庫)を入手しました。本書は、心優しき巨躯の剣士「迷い熊」こと、間野生馬が悪を討つ、痛快人情活劇シリーズの第四弾です。いまだ弟子不在とはいえ、無事再開した間野道...
幕末維新

大奥最後の日に、五人の女中は何ゆえ江戸城に残ったのか?

朝井まかてさんの長編時代小説、『残り者』(双葉文庫)を入手しました。本書は、慶応四年(1868)四月十日、徳川家の「江戸城明渡し」の日の大奥を描いた、幕末時代小説です。時は幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍の襲来を恐れ、女中た...
人物

信義を貫き、幕末を誇り高くも愚直に駆け抜けた、松平容保

植松三十里(うえまつみどり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『会津の義 幕末の藩主松平容保』(集英社文庫)を入手しました。本書は、幕末から明治維新の激動期を駆け抜けた、会津藩の最後の藩主松平容保(まつだいらかたもり)の半生を描いた歴史小説です...