「2021年1月中旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『駕籠屋春秋 新三と太十』|岡本さとる|講談社文庫

駕籠屋春秋 新三と太十2021年1月11日から1月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年1月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、「講談社文庫創刊50周年書下ろし作品」と銘打たれた、岡本さとるさんの、文庫書き下ろし時代小説、『駕籠屋春秋 新三と太十』(講談社文庫)を取り上げてみました。

講談社文庫は2021年に創刊50周年を迎えるのですね。おめでとうございます。
何か読者にとっても、記念となるような企画をされるのか、期待しています。

江戸の町を駆け廻る美男の駕籠舁き・新三(しんざ)と太十(たじゅう)。
悩みを抱えた客が駕籠にひとたび乗れば、二人のお節介で心が晴れると評判だ。
ある日、武家屋敷近くで瀕死の若侍を助けた二人は、大名家の騒動に巻き込まれ……。
若侍の志に心打たれた駕籠舁きの思わぬ行動とは?
優しさと爽快感が心に響く人情時代小説開幕!

(『駕籠屋春秋 新三と太十(講談社文庫)』Amazonの内容紹介より)

「取次屋栄三」「剣客太平記」「居酒屋お夏」など文庫書き下ろしシリーズで人気の著者の新シリーズとなります。

駕籠舁きというと多くの時代小説では柄が悪いイメージがありますが、本書では逆手にとって、美男でお節介という設定で、人情味あふれて爽快感あふれる物語が想像されます。
新春に、コロナ禍のユーウツを吹っ飛ばしそうな楽しみで時代小説がスタートします。

文庫●2021年1月中旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2021年1月中旬の新刊(11日→20日)2021年1月11日から1月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。→...

■Amazon.co.jp
『駕籠屋春秋 新三と太十』(岡本さとる・講談社文庫)

岡本さとる|時代小説ガイド
岡本さとる|おかもとさとる|時代小説・作家・脚本家1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。2006年、新作歌舞伎脚本『浪華騒擾記』で第35回大谷竹次郎賞奨励賞を受賞。その後フリーとなり、テレビ時代劇の脚本家、舞台作品の脚本家・...