2017年の時代小説ベスト10・単行本部門を発表

「時代小説SHOW」の2017年時代小説ベスト10の【単行本部門】を発表しました。 【単行本部門】のベスト10の第1位は、帚木蓬生さんの『守教 上・下』です。 戦国期から幕末の開国まで、イエズス教(キリスト教)の教えを守り抜いた、九州・筑後の小さな村の隠れキリ …

維新の先駆け、中山忠光と天誅組の四十日間の光跡を描く

植松三十里(うえまつみどり)さんの歴史時代小説、『志士の峠』(中公文庫)を紹介します。 文久三年(一八六三)、帝の行幸の先ぶれを命じられた公家・中山忠光は、勤王志士らと大和で挙兵した。五条の代官所を襲撃し新政府樹立を宣言するが、親幕派の公家や薩摩藩などにより一 …

「2018年1月の新刊 下」をアップ

2018年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年1月の新刊 下」を掲載しました。 今回注目しているのが、新潮文庫。 伊東潤さんの『維新と戦った男 大鳥圭介』が刊行されます。 単行本刊行時『死んでたまるか』を改題した …

文庫解説でおなじみ、文芸評論家の井家上隆幸さん、死去

文芸評論家の井家上隆幸(いけがみたかゆき)さんが、1月15日、肺炎で死去されました。84歳でした。 井家上さんは、三一書房などの編集者を経てフリーライターとなり、文芸評論家として活躍されていました。 とくに冒険小説評論の最前線にいて、1983年の日本冒険作家ク …

寄席を運営する若夫婦の笑いあり涙ありの、落語時代小説

奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『寄席品川清州亭』が集英社文庫から刊行されました。 時は幕末、ペリー来航の直後の品川宿。落語好きが高じて寄席の開業を思い立った大工の棟梁・秀八。腕はいいが、けんかっ早い。駆け落ちして一緒になったおえい …