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足掛け15年。平成の大ベストセラー「居眠り磐音」シリーズ、完結

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居眠り磐音 江戸双紙51 旅立ノ朝遅ればせながら、佐伯泰英さんの『居眠り磐音 江戸双紙51 旅立ノ朝』(双葉文庫)を手にしました。シリーズ累計で2000万部突破という途方もないベストセラーとなった「居眠り磐音」も、いよいよこれが最終巻です。

寛政七年(1795)仲夏。豊後水道を行く関前藩所有の帆船豊後丸の船上に、坂崎磐音一家の姿があった。病に倒れた父正睦を見舞うため、十八年ぶりに関前の地を踏んだ磐音は、帰国早々国許にくすぶる新たな内紛の火種を目の当たりにする。さらに領内で紅花栽培に心血を注ぐ奈緒の身にも危難が迫る……。

2002年4月に『陽炎ノ辻』が刊行されてから、足掛け15年続いた「居眠り磐音」シリーズも、51巻目の『旅立ノ朝(たびだちのあした)』で、大団円となります。

明和九年(1772)四月に、豊後国関前藩の藩士、坂崎磐音が3年間の江戸勤番を終え、朋輩の河出慎之輔、小林琴平とともに国許へと帰参するところから始まり、シリーズの中では実に23年の歳月が流れています。磐音一家をはじめ、おなじみの登場人物たちがどのような朝(あした)を迎えるのでしょうか。長い間、コンスタントに新作を発表し続けた佐伯さんに感謝しつつ、ページを繰っていきたいと思います。

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『居眠り磐音 江戸双紙51 旅立ノ朝』
『居眠り磐音 江戸双紙1 陽炎ノ辻』

「居眠り磐音 江戸双紙」公式サイト
佐伯泰英ウェブサイト