2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

2005-12

人物

河井継之助と越後長岡

寒波が日本海側を襲い、大雪と強風のため新潟で65万世帯が停電に見舞われた。奇しくも今朝の朝日新聞にJR東日本の「がんばってます!! にいがた」のキャンペーンの全面広告が掲載されていた。 新潟・長岡は、幕末の北越戊辰戦争、太平洋戦争の戦火、4...
時代小説

年末年始に読む本・時代小説

もうすぐ年末年始ということで、本を何冊かまとめ買いした。もちろん、すべて時代小説ばかり。第一弾は以下の通り。 諸田玲子さんの時代小説集『其の一日』…桜田門外の変をテーマにした短篇が楽しみ。 平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅 中仙道六十三次...
人物

『真剣』と若き日の上泉伊勢守

新陰流の流祖上泉伊勢守信綱の生涯を描いた、海道龍一朗さんの『真剣―新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱』を読んでいる。 松本備前守政信の下で鹿島上古流と天真正伝香取神道流の剣の修行に明け暮れる若き日の信綱(源五郎)が生き生きと描かれていて、一級...
ブックガイド

年賀状と戌年、将軍綱吉

昨日は、妻の実家で年賀状づくりを手伝った。例年、年賀状の素材がたくさん載った本を買ってきて、その中からデザインを選んでもらうところだが、今回は戌年ということで、実家の愛犬・プリン(本名はプリンセスという)が大活躍。過去1年間に撮影したデジカ...
市井人情

京都相撲と五条家

澤田ふじ子さんの『釈迦の女』を読み終えた。京の公事宿・鯉屋に居候する田村菊太郎を主人公とした人情捕物シリーズの第十弾である。江戸時代の京都を舞台にしているこのシリーズは、京の風物のほかに、文化と歴史を知ることができて興味深い。 本書で収録さ...