2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

年賀状と戌年、将軍綱吉

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昨日は、妻の実家で年賀状づくりを手伝った。例年、年賀状の素材がたくさん載った本を買ってきて、その中からデザインを選んでもらうところだが、今回は戌年ということで、実家の愛犬・プリン(本名はプリンセスという)が大活躍。過去1年間に撮影したデジカメのデータからベストショットを選び、年賀状のメインビジュアルとして使った。犬を飼っている家では、同じようなことをしているんじゃないかな。来年正月にもらう年賀状もワンコの大集合になりそうだ。

さて、戌年、犬にちなんだ時代小説というと、『犬道楽江戸草紙』という犬が登場する時代小説を集めたアンソロジーがある。司馬遼太郎さんや星新一さん、白石一郎さんら大御所の短編がラインナップされている。藤沢周平さんの『静かな木』に収録された「岡安家の犬」や『用心棒日月抄』の「犬を飼う女」も印象に残っている。

犬といえば、やはり五代将軍綱吉の「生類憐みの令」を背景に描いた時代小説の数々は面白い。生類憐み令下の殺生奉行を取り上げたえとう乱星さんの『ほうけ奉行』、最近読んだばかりの森村誠一さんの『刺客の花道』も犬の仇討ちが描かれていて面白かった。

静かな木 (新潮文庫)

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用心棒日月抄 (新潮文庫)

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刺客の花道 (講談社文庫)

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