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螢火ノ宿 居眠り磐音 江戸双紙

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(いねむりいわね・えどそうし・ほたるびのやど)

佐伯泰英

(さえきやすひで)
[痛快]
★★★★

深川六間堀の金兵衛長屋に住む浪人・坂崎磐音が活躍する『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズの第16弾。今津屋の主人・吉右衛門と小田原の脇本陣の娘・お佐紀の婚儀の準備が進むかたわらで、磐音の愛にも進展がみられる。今津屋の奥女中のおこんとの愛が深まっていく中で、唯一の気がかりだった、かつての許婚で吉原を代表する遊女白鶴太夫こと、奈緒の行く末。その白鶴太夫に、山形の紅花商人による身請け話が起こる。

宿命の女性は、住む世界が違うとあきらめ、陰から見守ることを決める磐音。人間ができ過ぎていて物足りなさも感じるが、逆に明朗もののヒーローらしい望ましさでもある。

ブログ◆
2006-03-27 大きなヤマ場を迎える「居眠り磐音」
2006-03-19 「居眠り磐音」シリーズ200万部突破

物語●今津屋の主人・吉右衛門と小田原の脇本陣の娘・お佐紀の婚儀が間近に迫り、磐音はその準備に追われる。同じ頃、磐音の元許婚の奈緒で、吉原を代表する遊女・白鶴太夫に身請け話が持ち上がった……。

目次■第一章 おいてけ堀勝負/第二章 白鶴の身請け/第三章 禿殺し/第四章 四人の容疑者/第五章 千住大橋道行

カバーイラストレーション:蓬田やすひろ
カバーデザイン:泉沢光雄

時代:安永五年夏
場所:王子、深川六間堀裏、米沢町、法恩寺橋、北之橋詰、猿江村、神田三崎町、表猿楽町、吉原、西方寺、北割下水ほか

(双葉文庫・648円・06/03/20第1刷・339P)
購入日:06/03/15
読破日:06/03/27

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