朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ 高麗秘帖


高麗秘帖―朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ
朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ 高麗秘帖
(ちょうせんしゅっぺいぶん・りしゅんしんしょうぐんをあんさつせよ・こうらいひちょう)
荒山徹
(あらやまとおる)
[戦国]
★★★★☆☆

タブーのように今まで描かれることが少なかった、秀吉の朝鮮出兵をテーマにした作品。豊富な史料・調査(プロフィールによると、本書執筆のために韓国留学をしたとのこと)による裏付けと伝奇性が絶妙に融合した快作、隆慶一郎さんの作品に匹敵する圧倒的なスケールに感動した。

降倭武将(朝鮮側で戦った日本人武将)の沙也可(さやか)が登場するのも興味深かった。

物語●慶長2年、再び朝鮮の地に上陸した豊臣秀吉の征明軍は雪辱に燃えていた。5年前(文禄の役)、亀船(コプクソン)を操り、日本軍を撃破した敵将・李舜臣(イ・スンシン)を必ず倒す…。水軍の藤堂高虎、来島通総らは、舜臣を暗殺すべく刺客を放った。一方、李舜臣は、朝鮮朝廷の謀臣たちのでっちあげによって、水軍の最高指揮官の地位を剥奪され白衣従軍と呼ばれる一兵卒に落とされていた…。

目次■第一章 暁の凶報/第二章 アゴスティーニュの裏切り/第三章 謀略大名 藤堂高虎/第四章 閑山島軍議/第五章 漢城、震撼す/第六章 暗殺者、西へ/第七章 決行前夜/第八章 襲撃/第九章 セミナリオの戦士/第十章 殺戮の順天/第十一章 月光のアラベスク/第十二章 亀船爆破指令/第十三章 我になお戦船十二あり/第十四章 ウルドルモクに撃滅せよ/終章

装幀:矢島高光
時代:1597年(萬暦25年、慶長2年)。
場所:草渓、閑山島、漢城、雲谷、南原、露梁、順天、会寧浦ほか
(祥伝社・2,300円・99/07/10第1刷・501P)
購入日:99/07/23
読破日:99/08/01

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