時代小説●2025年7月中旬の新刊情報(文庫)

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時代小説●文庫新刊情報|2025年7月中旬の新刊(11日→20日)

2025年7月11日から7月20日にかけて文庫で発売される時代小説の新刊情報をお届けします。おすすめの新刊の紹介文は、Amazonの内容紹介より抜粋・編集しています。各タイトルには、Amazon.co.jpの詳細紹介ページへのリンクを設定しています。 新刊情報リストを見る

祥伝社文庫
今村翔吾さんの『蹴れ、彦五郎』
父・義元を討たれた今川彦五郎氏真は、家督を継ぎます。しかし隣国からの圧迫により、今川家は没落の一途をたどります。世間では暗愚と評される氏真ですが、ただ一人、妻の由稀だけは彼を信じていました。苦難の末、氏真と由稀は近江で子どもたちの師となり、そこに希望の光を見出します。けれども、やがて童たちを悲劇が襲います――。蹴鞠と和歌を愛した氏真が、天下人・信長に示した心意気とは(「蹴れ、彦五郎」)。今川義元の子・氏真、北条家の四男・氏規、信玄の長子・義信……。歴史の陰に埋もれた傑物たちに光を当てた、今村翔吾さん初の短編小説集です。

時代小説文庫
東圭一さんの『深川青春捕物控(三) 黒い血』
近ごろ、同心と御用聞きに成りすました二人組が、奉公先の息子が店の金を使い込んだと脅し、その親から金を奪うという手口が横行しています。しかも、その同心の名として、北町奉行同心・高柳新之助の名が使われているとのことです。
新之助の腹違いの弟であり、深川を縄張りにする岡っ引き・勝次郎のもとで手先として働く雄太は、兄の汚名を雪ぐため、犯人を追い始めます。
やがて、江戸の人々の心の隙間に巧みに入り込み、操る悪の一党の姿が浮かび上がってきます――。若者三人の正義感が熱く交差する、王道捕物帳の第三弾です。

森明日香さんの『恋女房 おくり絵師』
絵師見習いのおふゆは、亡き人と残された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、師匠・歌川国藤のもとで住み込みの修業を続けています。
前年に江戸を襲った大地震の被害は甚大で、板元からの依頼も減る中、国藤は弱った体を押して仕事探しに奔走しています。
町にいまだ地震の傷跡が残るある日、同心の梶原が訪ねてきます。薬研堀の長屋で女が殺され、疑わしい男が逃亡中だというのです。その男を見つけるため、おふゆに似顔絵を描いてほしいと頼みますが……。
人生の悲喜をあたたかく包み込む、情感あふれる絵師物語。大好評シリーズの第四弾です。

集英社文庫
北方謙三さんの『チンギス紀 十 星芒』
草原の覇者となったチンギス・カンは、従来の騎馬隊に加えて、ボレウに歩兵部隊を、ナルスに工兵部隊を整備させていました。陰山の陽山寨を拠点に、騎馬隊と合流させ、西夏の城郭へと軍を進めようとします。
一方、ジャムカの息子・マルガーシは、流れ着いたトクトアのもとで苛烈な修業を積み、新たな道へと踏み出していました。また、ホラズム・シャー国の皇子ジャラールッディーンは十歳となり、護衛のテムル・メリクとともに旅に出ます。その先には、思いもよらぬ邂逅が待ち受けていました。
新たな幕開けの予感を告げる、好評第十巻です。

梶よう子さんの『空を駆ける』
江戸末期、会津藩士の父のもとに生まれたカシ(のちの賤子)は、幼い頃に戊辰戦争で九死に一生を得ますが、母を亡くし、横浜の生糸問屋に養子に出されて孤独な少女時代を過ごします。
転機が訪れたのは明治八年。養家を離れ、十一歳でアメリカ人女性宣教師メアリー・キダーが創設した女子寄宿学校「フェリス・セミナリー」に入学します。新しい校舎、仲間たち、そして新しい学び。そこは、カシにとって会津を離れて以来、初めての心安らぐ「ホーム」となりました。
「わたしは、翼を広げ、空を駆けるように飛ぶための準備をしなければならない」――。
カシは、女性の自立と子どもの幸福こそがこの国の未来を照らすと信じ、命を燃やしていきます。一人の女性として、妻として、そして三人の子の母として。激動の明治時代を懸命に生き抜いた三十一年の生涯に新たな光を当てた、渾身の長編です。

(公社)日本文藝家協会編『時代小説 ザ・ベスト2025』
練達の筆による秀作から、瑞々しい新鋭の作品まで――。この一年間に発表された歴史時代小説の中から選りすぐりの作品を収めた、恒例の年度版アンソロジーです。
歴史時代小説の現在地を知る一冊として、読み応えも十分です。

【収録作家】佐藤雫、川越宗一、寺田勢司、村木嵐、伊吹亜門、砂原浩太朗、米原信、由原かのん、西條奈加、奥泉光

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

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●7月11日発売 アルファポリス・アルファポリス文庫
『帝都六家の隠し姫: かりそめの花嫁は氷の子爵に囲われる』 加藤伊織 『帝都六家の隠し姫: かりそめの花嫁は氷の子爵に囲われる』
●7月11日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『蹴れ、彦五郎』 今村翔吾 『蹴れ、彦五郎』
『横浜コインランドリー 雨のち晴れ』 泉ゆたか 『横浜コインランドリー 雨のち晴れ』
『手習い師匠 取次屋栄三 〈新装版〉』 岡本さとる 『手習い師匠 取次屋栄三 〈新装版〉』
●7月11日発売 徳間書店・徳間文庫
『凡将 山本五十六 〈新装版〉』 生出寿 『凡将 山本五十六 〈新装版〉』
●7月11日発売 法蔵館・法蔵館文庫
『増訂 京都地蔵盆の歴史』 村上紀夫 『増訂 京都地蔵盆の歴史』
『きもの』 瀬川清子 『きもの』
『女の信心』 勝浦令子 『女の信心』
●7月14日発売 筑摩書房・ちくま文庫
『戦争と漫画 銃後の物語』 山田英生編 『戦争と漫画 銃後の物語』
●7月15日発売 KADOKAWA・ビーズログ文庫
『こもり姫の薫香帖 ~出会いはときめく恋の香り~』 砂里えり 『こもり姫の薫香帖 ~出会いはときめく恋の香り~』
●7月15日発売 KADOKAWA・富士見L文庫
『仙華繚乱 女仙、転じて医官となる』 秋良知佐 『仙華繚乱 女仙、転じて医官となる』
●7月15日発売 角川春樹事務所・ハルキ文庫
『桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん(18)』 山口恵以子 『桜のかき揚げ 食堂のおばちゃん(18)』
●7月15日発売 角川春樹事務所・時代小説文庫
『青梅のしずく 江戸菓子茶店うさぎ屋』 篠綾子 『青梅のしずく 江戸菓子茶店うさぎ屋』
『深川青春捕物控(三) 黒い血』 東圭一 『深川青春捕物控(三) 黒い血』
『恋女房 おくり絵師』
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森明日香 『恋女房 おくり絵師』
●7月15日発売 講談社・講談社文庫
『江ノ島奇譚』 高田崇史 『江ノ島奇譚』
『広重殺人事件 新装版』 高橋克彦 『広重殺人事件 新装版』
●7月17日発売 岩波書店・岩波現代文庫
『兵士たちの戦場──体験と記憶の歴史化』 山田朗 『兵士たちの戦場──体験と記憶の歴史化』
『大戦間期の日本陸軍』 黒沢文貴 『大戦間期の日本陸軍』
●7月17日発売 岩波書店・岩波文庫
『屍の街・夕凪の街と人と』 大田洋子 『屍の街・夕凪の街と人と』
●7月17日発売 彩図社・彩図社文庫
『太平洋戦争の収支決算報告』 青山誠 『太平洋戦争の収支決算報告』
●7月17日発売 三笠書房・知的生きかた文庫
『イキでイナセな江戸ことば』 柳亭左龍 『イキでイナセな江戸ことば』
●7月17日発売 集英社・集英社オレンジ文庫
『亡き王女のオペラシオン 3』 ゆきた志旗 『亡き王女のオペラシオン 3』
『あやかし開化の音がして 降魔の家に嫁に行く』 尼野ゆたか 『あやかし開化の音がして 降魔の家に嫁に行く』
●7月18日発売 河出書房新社・河出文庫
『帝国海軍の最後』 原為一 『帝国海軍の最後』
『大日本帝国最後の四か月: 終戦内閣“懐刀”の証言』 迫水久常 『大日本帝国最後の四か月: 終戦内閣“懐刀”の証言』
●7月18日発売 集英社・集英社文庫
『チンギス紀 十 星芒』 北方謙三 『チンギス紀 十 星芒』
『空を駆ける』 梶よう子 『空を駆ける』
『時代小説 ザ・ベスト2025』 (公社)日本文藝家協会編 『時代小説 ザ・ベスト2025』
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【2025年】時代小説の新刊情報(文庫/単行本他)
時代小説の新刊情報(文庫/単行本他)2025年に文庫、単行本で出る、時代小説(一部、歴史読み物、古典文学などを含む)の新刊情報を掲載しています。単行本他の新刊情報もこのページからリンクを張っています。【2025年】時代小説(文庫/単行本他)...