2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

歴史読み物

人物

北海の海商・高田屋嘉兵衛

帰宅したら、NHK総合テレビで「その時歴史が動いた」を放送していた。江戸時代後期、箱館を中心に活躍した海の商人、高田屋嘉兵衛を取り上げていたので、興味深く最後まで見た。高田屋嘉兵衛を主人公にした時代小説というと、司馬遼太郎さんの『新装版 菜...
お悔やみ

さようなら、杉浦日向子さん

江戸風俗をテーマにしたエッセーやマンガで活躍した杉浦日向子さんが、下咽頭がんのため、7月22日に死去した。享年46歳。時代考証家の稲垣史生さんに弟子入りされたこともあり、吉原の遊女や町人、武士など江戸の人々を、粋にまた少し軽妙に描くマンガは...
歴史読み物

江戸の白粉と鉛中毒

『徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)』を読了。本書は、十五人の将軍の死因を中心に綴られたユニークな徳川将軍史でもあります。著者の篠田達明さんは、整形外科医にして作家、現在は愛知県心身障害者コロニー・こばと学園園長を務められています。将軍...
医療

徳川歴代将軍の死因

医術をモチーフとした時代小説で知られる篠田達明さんの『徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)』を入手する。胃がん、胃がん、脳卒中、未詳、はしか、インフルエンザ、急性肺炎、脳卒中、尿路障害、脚気衝心、急性腹症、暑気当たり、脚気衝心、脚気衝心、...