古地図 時代小説を楽しむための「新・江戸切絵図」発売 人文社より、『時代小説の舞台を見に行く 嘉永・慶応 新・江戸切絵図』が9月10日に発売になった。美麗な尾張屋(金鱗堂)板江戸切絵図と時代小説ガイドのコラボで、江戸の町並みが目の前に鮮やかに広がる画期的な本の誕生。この本の特長を紹介したい。美... 2010.09.10 古地図時代小説江戸
時代小説 「ガールズ・ストーリー」の自立篇、始まる 帰宅すると、『文蔵2010.9・10』が我が家に届いていた。PHPの月刊誌スタイルの「小説・エッセイ」文庫の最新号である。特集は、最先端医学や、医療現場のウラ事情もよくわかる!? 今、「医療小説」が熱い! ブックガイド「生と死の感動のドラマ... 2010.09.03 時代小説
時代小説 元同心が蕎麦屋の主人を務める、異色捕物小説 千野隆司さんの『夏越しの夜 蕎麦売り平次郎人情帖』を読み始めた。ハルキ時代小説文庫では同じ作者の「南町同心早瀬惣十郎捕物控」シリーズが好評だが、新たな新シリーズの登場だ。元・定町廻り同心が蕎麦屋になって捕物を続けるものとしては、村上元三さん... 2010.08.12 時代小説
時代小説 「喬四郎 孤剣ノ望郷」シリーズ第2弾、ますます快調 新人時代小説家・八木忠純さんの『おんなの仇討ち』を読んだ。摂州上和田藩家老の父を謀殺され、故国を脱藩し、江戸の蜘蛛の巣店に身を潜める、有馬喬四郎を主人公にする「喬四郎 孤剣ノ望郷」シリーズの第二弾。今回は、喬四郎と同じ道場に通う、娘とよが、... 2010.08.05 時代小説
時代小説 永代橋崩落に題材をとった捕物小説 千野隆司さんの『永代橋の女 へっぴり木兵衛聞書帖』を読んだ。文化4年(1807)8月19日に起こった永代橋崩落に題材をとった、連作捕物小説。主人公の土橋木兵衛は、家禄五十石の無役の御家人で、達筆を買われて、看板書きの内職に精を出していた。四... 2010.06.11 時代小説