女性

ミステリー

兄妹が営む江戸の飼鳥屋を舞台にした、時代ミステリー第2弾

『かなりあ堂迷鳥草子2 盗蜜』|和久井清水|講談社文庫江戸のペットショップ、飼鳥屋(かいとりや)が活躍する時代小説というと、蝉谷めぐ実さんの『化け者心中』、梶よう子さんの『ことり屋おけい探鳥双紙』、志川節子さんの『花鳥茶屋せせらぎ』などが思...
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名画に隠された悲しい愛の物語を掘り起こす、名探偵亜澄

『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』|鳴神響一|文春文庫芸術の秋を楽しむ一冊。絵画をめぐるミステリーをご紹介します。鳴神響一(なるかみきょういち)さんの『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』(文春文庫)は、文庫書き下ろしの警察小説...
人物

紀伊國屋書店に日本歴史時代作家協会賞受賞者8人が結集

2023年10月20日(金)14時から17時30分まで、紀伊國屋書店新宿本店で行われた、第12回日本歴史時代作家協会賞の各賞受賞者8人が登場する、トークショー&サイン会に参加してきました。当日は、立見が出るほどの盛況の中で行われました。第1...
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貸本に記された「たすけて」の文字、事件は意外な展開に

『ごんげん長屋つれづれ帖(七) ゆめのはなし』|金子成人|双葉文庫なんで長屋時代小説を読むと、幸せな気分に浸れるのでしょうか。金子成人(かねこなりと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『ごんげん長屋つれづれ帖(七) ゆめのはなし』(双葉文庫)は...
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第12回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞受賞!人情時代小説

『家族 名残の飯』|伊多波碧|光文社文庫実は、最近、犬や猫が登場する時代小説に惹かれていて、愛らしい姿の描写を読んでいるだけで癒されています。伊多波碧(いたばみどり)さんの文庫書き下ろし時代小説、『家族 名残の飯』(光文社文庫)は、犬に加え...