女性 ハートウォーミングな新感覚時代小説『ガールズ・ストーリー』 あさのあつこさんの『ガールズ・ストーリー』を読んだ。時代小説らしからぬタイトルが『文蔵』に連載していたころ(2008年7月~2009年6月の連載。連載時のタイトルは「当世侠娘物語――ガールズ・ストーリー」)から気になっていた作品。ガールズ・... 女性捕物
捕物 関八州を巡る道中が楽しい―六地蔵河原の決闘 佐藤雅美(さとうまさよし)さんの『六地蔵河原の決闘』は、「八州廻り桑山十兵衛」シリーズの第六弾である。六地蔵河原の決闘―八州廻り桑山十兵衛 (文春文庫)作者: 佐藤雅美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/10/09メディア: 文... 捕物
市井人情 江戸時代の京をガイドする時代小説―公事宿事件書留帳 8月に京都に行ってから、断続的に澤田ふじ子さんの「公事宿事件書留帳」シリーズを読んでいる。第十三巻の『雨女』を読み終えた。このシリーズの魅力のひとつに、京の地理や町の成り立ちから、江戸時代の文化、人々の生活、風習まで、物語の中で興味深く読者... 市井人情捕物江戸
市井人情 京を舞台にした時代小説で去り行く夏の思い出に 先週、夏休みをとって京都に遊びに行ってきた。「大人の修学旅行」をテーマに二泊三日の旅行で、京都を代表する観光名所を見て美味しいものを食べた。京都は何度か泊まったことがあったが、神社仏閣を見たのは中学校の修学旅行以来だったので、面白かった。一... 市井人情捕物江戸
市井人情 シリーズ名物男の蟋蟀小三郎の弱み 佐藤雅美(さとうまさよし)さんの『泣く子と小三郎』を読む。『影帳』『揚羽の蝶』『命みょうが』『疑惑』に続く、材木町の腕利きの岡っ引半次が活躍する「半次捕物控」シリーズの第五作目。本書は、タイトルにあるように、半次が疫病神と嫌う、蟋蟀小三郎(... 市井人情捕物江戸