ユーモア

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落語好きにおすすめの時代小説

六道慧さんの『千両花』を読んだ。『明烏』に続く、「いろは双六屋」シリーズの第二弾である。笑いで江戸の世直しをキャッチフレーズに行動する伊之助、浜吉、禄太郎の「いろは世直し組」。千両花―いろは双六屋 (徳間文庫)作者: 六道慧出版社/メーカー...
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笑いで世直し、落語に題材をとった時代小説

南伸坊さんの装画にひかれて、六道慧(りくどうけい)さんの『明烏(あけがらす)』を読んだ。いろは双六屋 明烏 (徳間文庫)作者: 六道慧出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ...
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痛快無比の姫君小説、登場

米村圭伍さんの『おんみつ蜜姫』を読んだ。米村さんといえば、『退屈姫君伝』などの「めだか姫」がおなじみで、元気で破天荒な姫君を描かせたら当代一の時代小説家。今回は、『退屈姫君伝』よりも四十年ほど前の享保時代が舞台である。おんみつ蜜姫 (新潮文...
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『旗本花咲男』は宮本昌孝さんの原点

『旗本花咲男』を読了。放屁術を剣術に置き換えれば、そのまま本格チャンバラものに変わるというユニークな設定。旗本花咲男〈下〉 (ベスト時代文庫)作者: 宮本昌孝出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2006/07メディア: 文庫この商品...
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茶乙女留主水之介の嫁取り合戦

宮本昌孝さんの『旗本花咲男』の下巻を愉快な気分で読んでいる。上巻は、「殿中放屁御免」の家柄で、諸屁流放屁術の奥義を究めた茶乙女留主水之介の活躍譚を4話連作形式で紹介した。それは、下巻で繰り広げられる留主水之介の空前絶後の嫁取り話へのプロロー...