市井人情

お気に入り

女料理人さくら、美味しい料理で吉原妓楼の人々を解きほぐす

『吉原美味草紙 人騒がせな蟹祭り』|出水千春|ハヤカワ時代ミステリ文庫出水千春(でみずちはる)さんの文庫書き下ろし長編小説、『吉原美味草紙 人騒がせな蟹祭り』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)をご恵贈いただきました。料理人になることを目指して大坂...
ミステリー

漢方、蘭方、そして剣法で、不治の病も流行り風邪も一刀両断

『看取り医 独庵』|根津潤太郎|小学館文庫根津潤太郎(ねづじゅんたろう)さんの文庫書き下ろし時代小説、『看取り医 独庵』をご恵贈いただきました。著者は、本名の米山公啓の名義で、医学実用書やエッセイ、医学ミステリーなど多数の著作をもつ、神経内...
ミステリー

写楽の正体は?蔦重、大仕掛けでお上に一泡吹かせてやるッ

『からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け』|野口卓|新潮文庫野口卓さんの長編時代小説、『からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け』を入手しました。江戸好きで、ミステリーが好きな人にとって、写楽は誰だったのかは知りたいことの一つです。時代小説でも、...
女性

新キャラ登場、黒幕と対決、そして大団円へ。シリーズ最終巻

『さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや』|坂井希久子|時代小説文庫坂井希久子さんの時代小説、『さらさら鰹茶漬け 居酒屋ぜんや』を入手しました。小旗本の次男坊で、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、その謝礼で一家を養っている林只次郎は、ある日暖簾...
女性

「2021年4月上旬の新刊(文庫)」をアップ

『初詣で 照降町四季(一)』|佐伯泰英|文春文庫2021年4月1日から4月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年4月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、佐伯泰英さんの文庫書き下ろし時代小説、『初詣で 照降...