市井人情

市井人情

『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守』をUP

千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守』(小学館文庫)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。伯父・長谷川平蔵の志を継いで、無宿者の更生施設、石川島人足寄場の運営に邁進する、北町奉行所人足寄場定掛与...
市井人情

長岡大花火2018をテレビで見ながら、江戸を思う

昨日に続いて、今日も「長岡大花火2018」のテレビ生放送を見ました。現地に行かなくても、自宅で花火が楽しめました。さて、江戸時代の花火を描いた時代小説では、志川節子さんの『煌(きらり)』(徳間書店)がおススメです。吉田(東海道)、市川大門(...
市井人情

『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』を入手

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』(光文社文庫)を入手しました。恋に悩みながらも、職人としてのほこりをかけた仕事に打ち込む、上絵師・律(りつ)を描く、市井小説「上絵師 律の似面絵帖」シリー...
ブックガイド

吉原を舞台に、凛として生き抜く女性の波瀾万丈の物語

志坂圭(しざかけい)さんの第1回本のサナギ賞優秀賞受賞作品、『滔々と紅(とうとうとべに)』を紹介します。本書は、ビジネス書出版で知られるディスカヴァー・トゥエンティワンが、文芸に新風を起こすべく立ち上げた新人賞「本のサナギ賞」の第1回(20...
市井人情

江戸時代ならでは職業、献残屋の手代が活躍する時代小説

江戸時代ならではの職業に、献残屋(けんざんや)があります。献残屋とは、公儀幕臣屋敷や大名屋敷を回り、他所からの進物の余り物を安値で買い取る稼業。手ごろな値での進物の周旋も行っていました。そんな献残屋を描いた、山本一力さんの時代小説『まいない...