闇仕事

剣豪

脱藩藩士を捜す、蛇足屋勢四郎の前に現れた一刀流の手練

中村朋臣さんの文庫書き下ろし時代小説、『忠義の果て 蛇足屋勢四郎(二)』(光文社文庫)を入手しました。鏡心明智流の使い手で、遊郭の用心棒から飼い猫探しまで、奉行所が聞き届けないような困りごとをそっと片付ける便利屋「蛇足屋」を営む、松波勢四郎...
江戸

藩を牛耳る悪を退治せよ!そっくりを仕立てる「替え玉屋」

尾崎章(おざきしょう)さんの文庫書き下ろし時代小説、『替え玉屋 慎三(しんぞう)』(祥伝社文庫)を入手しました。プロフィールによると、著者は現役ビジネスマンとして第一線で活躍するかたわら、別名義で経済小説を発表していて、本作が時代小説デビュ...
剣豪

薄毛のイケメン剣士が愛妻と、読売殺しの謎を追う

ハヤカワ時代ミステリ文庫の創刊第2弾、冬月剣太郎(ふゆつきけんたろう)さんの文庫書き下ろし時代小説、『陰仕え 石川紋四郎』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を入手しました。著者は、カメラマン、ライター、マンガ編集者などを経験され、本書は時代小説の...
伝奇

「一日だけ儂を晦まして欲しい」依頼人は老中松平武元

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業』(時代小説文庫)を入手しました。本書は、金さえ積めば、この世の今の暮らしからくらましたい人を助ける、「くらまし屋稼業」シリーズ第5弾です。毎回、奇想天外な方法で依頼人から...
武家

家斉の三つの遺命を帯び、御庭番村垣範正が奔る

誉田龍一さんの文庫書き下ろし時代小説、『最後の大疾走 御庭番闇日記(三)』(双葉文庫)を入手しました。本書は、御庭番の家に生まれながらも、箱館奉行や外国奉行、神奈川奉行を歴任して、遣米使節団の副使としてアメリカに渡たるなどの活躍をした幕臣、...