2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

動物

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幼子の誘拐と多額の身代金。アリシアが夏希の危難を救う

『脳科学捜査官 真田夏希 ジャスティス・エボニー』|鳴神響一|角川文庫鳴神響一(なるかみきょういち)さんの人気警察小説シリーズの第21弾、『脳科学捜査官 真田夏希 ジャスティス・エボニー』(角川文庫)は、警察犬アリシアとバディで本部鑑識課の...
ミステリー

南部藩を揺るがす、家康拝領の虎脱走をめぐる歴史ミステリー

『虎と十字架 南部藩虎騒動』|平谷美樹|実業之日本社平谷美樹(ひらやよしき)さんの『虎と十字架 南部藩虎騒動』(実業之日本社)が、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞にノミネートされました。著者は、岩手県出身で現在も同県に居住されています。...
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美鯖猫と猫の先生は、怪しい化粧水の儲け話の謎と黒幕に迫る

『鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)』|田牧大和|PHP文芸文庫田牧大和さんの人気時代小説シリーズの第十一弾、『鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)』(PHP文芸文庫)が発行されました。根津権現近くの根津宮永町にある「鯖猫長屋」を舞台に、美猫のサバとその飼い...
ミステリー

鳥をめぐる謎を解き、人の心をほぐす、ハートフルミステリー

『かなりあ堂迷鳥草子3 夏塒』|和久井清水|講談社文庫和久井清水(わくいきよみ)さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの第3弾、『かなりあ堂迷鳥草子3 夏塒(なつねぐら)』(講談社文庫)を紹介します。本書は、江戸は平川町で小鳥専門のペットショ...
ユーモア

猫神が人々の願いを叶える、ユーモア連作短編で楽しむ名古屋

『おから猫』|西山ガラシャ|集英社文庫2015年、『公方様のお通り抜け』で第7回日経小説大賞を受賞してデビューした、西山ガラシャさんの最新文庫『おから猫』(集英社文庫)は、名古屋愛がたっぷり詰まった連作時代小説です。江戸・享保十八年(173...