2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

戦国

作家

『火天の城』の山本兼一さんの取材術

日経BPの「デジタルARENA」を読んでいたら、作家の山本兼一さんのエッセイが掲載されていた。山本さんは、信長の鷹匠を描いた『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)で注目され、『火天の城』(文藝春秋)で第11回松本清張賞受賞の時代小説の書き手。関係者...
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文春文庫の新刊より

『桶狭間の勇士』(中村彰彦著、720円)桶狭間の戦いで今川義元の首級を挙げた毛利新介と服部小平太の二人を通して、信長と秀吉を描く歴史長編小説。今川義元を討った信長の家臣の数奇な運命に食指が動く。桶狭間の勇士 (文春文庫)作者: 中村彰彦出版...
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司馬遼太郎さんと「をかし」

日本橋三越で開催されていた「第2回 江戸老舗 味と技の大江戸展」に行ってきた。江戸から続く名店の味と職人の技に出合える貴重な催しで、ここ数年毎年楽しみにしている。最終日の午後ということもあったのか、大勢の来場者で盛況だった。豊島屋本店のブー...
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宮崎県と時代小説

昨晩は、高校時代からの友人と久々に会った。4月から宮崎に単身赴任することになった彼を壮行して酒を酌み交わした。異動する彼にとっても宮崎は想定外だったようだが、私も訪れたことがなくて、宮崎県のイメージというと、シーガイアと、「めざましテレビ」...
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戦国武士のエリート、母衣衆

司馬遼太郎さんの『功名が辻』を読んでいる。長浜城主となり、京都にも屋敷を構える山内家の門前に捨て子があり、千代と一豊が育てることになるシーンが描かれていた。 ある朝、山内家の京都屋敷で小さな変事があった。 門番が朝、門前を清めるために出てみ...