2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

明治

単行本

若き漁師達吉は命をかけて異人を助ける、ニール号沈没異聞

『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』|鳴神響一|早川書房鳴神響一さんの長編歴史小説、『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)をご恵贈いただきました。2021年3月20日は春分の日でお彼岸の中日です。147年前の1874年(明治7年)3月20日未...
ミステリー

明治の鉄道黎明期に起こる怪事件に、元八丁堀同心が挑む

『開化鉄道探偵』|山本巧次|創元推理文庫山本巧次(やまもとこうじ)さんの長編歴史ミステリー小説、『開化鉄道探偵』(創元推理文庫)を入手しました。本書は、明治十二年、鉄道黎明期に起こった怪事件に、元八丁堀同心と鉄道技手見習が挑む、明治探偵小説...
ミステリー

恩人・西郷隆盛を護れ! 元新徴組の剣豪沖田芳次郎の運命は

『遺訓』|佐藤賢一|新潮文庫佐藤賢一さんの長編歴史時代小説、『遺訓』(新潮文庫)を入手しました。著者には、新選組の沖田総司の義兄で、新徴組創設に加わった、天然理心流の剣客沖田林太郎を主人公に描いた長篇小説、『新徴組』があります。戊辰戦争で、...
お気に入り

米国で歯科医療を学んだ桂助が帰国し、明治の東京で大活躍

『新・口中医桂助事件帖 志保のバラ』|和田はつ子|小学館文庫和田はつ子さんの文庫書き下ろし時代小説、『新・口中医桂助事件帖 志保のバラ』(小学館文庫)をご恵贈いただきました。前作『口中医桂助事件帖 さくら坂の未来へ』で、幕末の江戸を離れて、...
幕末維新

江戸から明治、激動の歴史を、港区立郷土歴史館で学ぶ

先週、とある秋晴れの日、JR目黒駅から歩いて、白金台(東京都港区)のゆかしの杜にある、港区立郷土歴史館を訪れました。港区立郷土歴史館は、自然・歴史・文化をとおして港区を知り、探求し、交流する拠点となる施設として、2018年11月に開館され、...