シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布

明治

人物

幕末から明治へ、暗殺から始まった山尾庸三と伊藤博文の青春

『蛍の光 長州藩士維新血風録』|阿野冠|徳間書店 阿野冠(あのかん)さんの歴史小説、『蛍の光 長州藩士維新血風録』(徳間書店)は、第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補作に選ばれました。 「長州五傑(ファイブ)」は、長州出身で、幕末にイ...
合戦、戦い

第一次大戦下のフランス軍で、爆撃王を目指した日本人の物語

『鶴は戦火の空を舞った』|岩井三四二|集英社文庫 岩井三四二(いわいみよじ)さんの『鶴は戦火の空を舞った』(集英社文庫)は、『「タ」は夜明けの空を飛んだ』に続く、近代を舞台にした歴史時代小説です。 著者は、2003年に『月ノ浦惣庄公事置書』...
ミステリー

浅見光彦のご先祖様が、出口が見えない不知森で謎解き

『不知森の殺人 浅見光彦シリーズ番外』|和久井清水|光文社文庫 内田康夫さんの未完の遺作を引き継ぐ、「『孤道』完結プロジェクト」の最優秀賞を受賞し、『孤道 完結編 金色の祈り』で作家デビューした著者。和久井清水(わくいきよみ)さんの「浅見光...
人物

この世の全て知り尽くす、南方熊楠の数奇な運命を描く

『われは熊楠』|岩井圭也|文藝春秋 6月13日(水)に、第171回直木賞候補作品が発表になりました。今回、歴史時代小説からは、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)がノミネートされました。 本書は、著者の初めての歴史小説です。 博物学者で...
人物

第171回直木賞候補に、岩井圭也さんの『われは熊楠』含む5作

6月13日(水)、第171回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品がx(旧Twitter)で発表されました。 歴史時代小説のカテゴリーに入れられる作品では、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)が候補作に選ばれまし...