幕末維新 黒船騒乱の渦中で、部屋住剣士が活躍する痛快小説 その後も歯科治療を続けている。差し歯は仮歯を入れるが、接着が弱かったために、またぐらつきだして、ついには外れてしまう。ちょうどイベントの打ち上げの帰り、夜10時過ぎに駅のホームで電車を待っているときのこと。外れた歯を口から取り出して保管しよ... 2020.01.14 幕末維新痛快
市井人情 幕末の大坂を舞台にした傑作時代小説 城野隆(じょうのたかし)さんの『一枚摺屋(いちまいずりや)』を読んだ。第十二回松本清張賞の受賞作であるこの作品は、幕末の大坂を舞台に、一枚摺屋(瓦版屋)が殺された父の敵を求めて活躍する痛快時代小説。一枚摺屋 (文春文庫)作者: 城野隆出版社... 市井人情幕末維新文学賞
伝奇 スケールが大きな伝奇時代小説『国禁』 上田秀人さんの『国禁』を読んだ。幕府奥右筆組頭の立花併右衛門と、立花家の隣家の次男で剣術遣いの柊衛悟が活躍する「奥右筆秘帳」シリーズの第2作目である。国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)作者: 上田秀人出版社/メーカー: 講談社発... 伝奇幕末維新痛快
幕末維新 将軍家御典医の娘を通して幕末・維新の活写する読み物 安藤優一郎さんの『将軍家御典医の娘が語る江戸の面影』を読んだ。将軍家御典医(奥医師)の桂川家第七代の甫周国興(ほしゅうくにおき)の次女として生まれた、今泉みねが書いた『名ごりの夢 蘭医桂川家に生まれて』をテキストに、姫さまの見た幕末・維新を... 幕末維新歴史読み物
市井人情 「かわせみ」の江戸も残りわずか 平岩弓枝さんの『小判商人』を読んだ。『新・御宿かわせみ』と題して明治編が始まったが、「御宿かわせみ」シリーズの33作目で江戸編で文庫化されていないのは『浮かれ黄蝶』を残すばかりとなった。一つの時代の終わりが近づき、何とも言えない淋しさがある... 市井人情幕末維新捕物