人物幕末から明治を生きた、絵師歌川芳藤の矜持と執念を描く 『おもちゃ絵芳藤』谷津矢車さんの長編時代小説、『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)を入手しました。本書は、2018年に第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞作です。江戸を代表する浮世絵師・歌川国芳の一門からは、歌川芳虎、歌川芳艶、落合芳幾、歌川芳藤... 2020.10.28人物市井人情幕末維新文庫芸道
医療パンデミックを乗り切った「江戸の危機管理術」とは 『江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか』歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか』(集英社新書)をご恵贈いただきました。歴史家である著者は、江戸時代の社会や経済、政治の仕組みを、... 2020.10.19医療幕末維新新書歴史読み物江戸
人物「2020年10月上旬の新刊(文庫)」をアップ 『おもちゃ絵芳藤』|文春文庫2020年10月1日から10月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年10月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、谷津矢車さんの『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)を取り上げます。著者は... 2020.09.30人物市井人情幕末維新文庫新刊情報明治芸道
単行本第26回中山義秀文学賞候補作決定。11月に公開最終選考会 9月14日(月)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の第二次選考会において、最終候補3作品が決定しました。今村翔吾さんの『八本目の槍』(新潮社)、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出版... 2020.09.14単行本幕末維新戦国文学賞武家資料館・美術館
女性疫病も大地震も乗り越え、しなやかに生きる、下級武士の娘 『御徒の女』中島要(なかじまかなめ)さんの長編歴史小説、『御徒の女』(実業之日本社文庫)を入手しました。著者は、「着物始末暦」シリーズをはじめ、江戸の市井に暮らす人々を描いた人情小説で活躍しています。江戸の女性を描くことでも定評があります。... 2020.09.01女性市井人情幕末維新文庫江戸