2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

江戸

江戸

「風林火山」ばかりでない甲州

この土日に、山梨県北杜市の高根というところに行ってきた。妻の小学校時代の恩師夫婦が、定年後に八ヶ岳の近くに住まいを構え、田舎生活をしているということで、泊りがけで遊びに伺った。私自身は先生と面識がなく、まったくのおまけの存在だったが、教え子...
女性

玄冶店って路地の名なんだ

宇江佐真理さんの『玄冶店の女(げんやだなのおんな)』を読んだ。 玄冶店の女 (幻冬舎文庫) 作者: 宇江佐真理 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/08/01 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (11件)...
その他

江戸研究家の安藤優一郎さんのサイト

最近、いろいろな話をお聞きすることが多い、歴史家の安藤優一郎さんがオフィシャルサイト「江戸研究家 安藤優一郎 オフィシャルサイト」を作られた。まだ、作られたばかりで著書や講座の紹介ページへのリンクが中心だが、あわせてオフィシャルブログもスタ...
市井人情

品川宿の立場茶屋を舞台にした時代小説

今井絵美子さんの『さくら舞う 立場茶屋おりき』を読む。実は、この本は今年1月に一度読んでいる。情けないことに、巻末の20ページを残した状態で、読んでいた本を紛失してしまい読了できなかったのだ。途中まで読んで傑作と確信したことと、シリーズ第2...
伝奇

幕府の秘事にアクセスする奥右筆という役職

上田秀人さんの『密封 奥右筆秘帳』を読んだ。上田さんは、『竜門の衛』という、八代将軍吉宗治下の将軍家と尾張家の抗争を描く文庫書き下ろし時代小説を発表されて以来、エンターテインメント度の高い良質の作品を次々と出されている。そのほとんどの作品は...