作家小説を書き続け直木賞受賞へ、藤沢周平になるまでの足跡 『藤沢周平 遺された手帳』藤沢周平さんの愛娘、遠藤展子(えんどうのぶこ)さんが、父の遺した手帳をまとめて解説した、『藤沢周平 遺された手帳』(文春文庫)を入手しました。それまで全く読んだことがなかった時代小説にハマり、以降、30年近くにわた... 2020.09.19作家文庫時代小説
人物若き日の信長のライバルで理解者、実弟織田信行の真実 『信長を生んだ男』霧島兵庫(きりしまひょうご)さんの長編歴史時代小説、『信長を生んだ男』(新潮文庫)を入手しました。安倍首相の後継を決める、自民党総裁選の立候補者の顔ぶれを、戦国時代に置き換えるとどういうことなのか、妄想をが膨らみました。織... 2020.09.06人物戦国文庫武家
ミステリー伝説の火消を失った大火から十八年。炎の中から現れた男は? 『襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組』今村翔吾さんの大人気時代小説シリーズの第10弾、『襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)を入手しました。「羽州ぼろ鳶組」シリーズを手に取ると、毎回、表紙装画にドキドキさせられます。北村さゆりさんが描くイラス... 2021.11.17ミステリー文庫武家江戸痛快
人物「2020年9月の新刊(単行本)」をアップ 2020年9月1日から9月30日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年9月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、KADOKAWAから刊行される、門井慶喜さんの『銀閣の人』を紹介します。室町幕府... 2020.09.03人物南北朝・室町文庫芸道
女性疫病も大地震も乗り越え、しなやかに生きる、下級武士の娘 『御徒の女』中島要(なかじまかなめ)さんの長編歴史小説、『御徒の女』(実業之日本社文庫)を入手しました。著者は、「着物始末暦」シリーズをはじめ、江戸の市井に暮らす人々を描いた人情小説で活躍しています。江戸の女性を描くことでも定評があります。... 2020.09.01女性市井人情幕末維新文庫江戸