文学賞

作家

第9回歴史時代作家協会賞発表! 新人賞に『へぼ侍』

7月30日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞が決定し発表されました。受賞作(太字)と候補作は、以下の通りです。●新人賞坂上泉さん 『へぼ侍』(文藝春秋)加納則章さん ...
単行本

文芸の力で世を治めようと願う源実朝を描く、新人賞受賞作

『言の葉は、残りて』佐藤雫(さとうしずく)さんの長編時代小説、『言の葉は、残りて』(集英社)を入手しました。鎌倉幕府の三代将軍・源実朝を主人公に、頼朝の死後、繰り広げられた覇権争いを描いた歴史時代小説です。著者は、本作品(「海の匂い」を改題...
戦国

「礼」を失った戦国の世に、「礼」の意を問う清張賞受賞作

『天地に燦たり』川越宗一さんの長編歴史時代小説、『天地に燦たり』(文春文庫)を紹介します。本書は、著者のデビュー作で、第25回松本清張賞受賞作品。2019年に刊行した、長編2作目の『熱源』で第162回直木賞を受賞されました。文庫版の解説では...
単行本

第163回直木賞は、馳星周さんの現代小説『少年と犬』に

第163回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2020年7月15日(水)午後2時より開催され、候補作5作品の中から馳星周さんの『少年と犬』が受賞作に決まりました。歴史時代小説作品としてノミネートしていた、今村翔吾さんの『じんかん...
伝奇

滝夜叉、酒吞童子、坂田金時、晴明。オールスター平安絵巻

『童の神』今村翔吾さんの長編時代小説、『童の神』(ハルキ文庫・時代小説文庫)を入手しました。デビューから3年で、早くも著作累計100万部突破という、飛ぶ鳥を落とす勢いの著者。第10回角川春樹小説賞を受賞し、第160回直木賞の候補作となった、...