2016年の時代小説ベスト10・文庫/単行本を公開

「時代小説SHOW」の2016年時代小説ベスト10の【文庫書き下ろし部門】と【単行本部門】を公開しました。 【文庫書き下ろし部門】のベスト3は、 1位 『落ちぬ椿 上絵師 律の似面絵帖』 千野みさき 光文社・光文社文庫 2位 『素浪人半四郎百鬼夜行』 シリーズ 芝村凉也 講談社・講談社文庫 3位 『虫封じ〼』 立花水馬 文藝春秋・文春文庫 です。 4位以下は→こちら。 【単行本部門】のベスト3は、…⇒続きを読む

永徳、等伯に続く、桃山時代最後の巨匠海北友松の生涯を描く

葉室麟さんの歴史時代小説、『墨龍賦(ぼくりゅうふ)』がPHP研究所から刊行されました。 海北友松(かいほうゆうしょう)は、近江の大名浅井長政の家臣の子に生まれながらも京の東福寺に入れられ、絵師になった。若き日の安国寺恵瓊と好誼を結び、明智光秀の側近斎藤内蔵助利三と出会い、友情を育んでいく。 そんな折、浅井長政が織田信長に滅ぼされ、海北家も滅亡する。そして本能寺の変……。命を落とした友のために友松が…⇒続きを読む

『オール讀物』2016年2月号は、没後二十年「藤沢周平の美学」特集

『オール讀物』2017年2月号(文藝春秋)で、没後二十年総力特集「藤沢周平の美学」 をやっていて入手しました。 早いもので、1997年1月26日に逝去されてから、二十年が経つのですね。 一人娘の遠藤展子さんと阿川佐和子さんの対談や、「藤沢周平の旅路」の記事を通して、創作の秘密とともに、家族の中での藤沢周平さんの姿が目に浮かんできて、懐かしくなりました。 1971年、第38回オール讀物新人賞を受賞し…⇒続きを読む

浅間山大噴火前年の怪異探索行と、噴煙に消えた素浪人

芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『素浪人半四郎百鬼夜行(拾遺) 追憶の翰(ついおくのかん)』が講談社文庫から刊行されました。 火を吐く浅間山で身を挺して闘った榊半四郎と、謎の老人・際野聊異斎、小僧の捨吉の三人組の生死は杳として知れない。 浅間山大噴火の前年、半四郎は聊異斎に誘われて、捨吉と三人で、江戸以外の地の怪異を調べるために、関八州の旅に出る。最初に向かったのは、下総…⇒続きを読む

「2017年1月の新刊 下」をアップ

2017年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年1月の新刊 下」を掲載しました。 武内涼さんの、『秀吉を討て』が角川文庫から刊行されます。 根来の若き忍び・林空は、総帥・根来隠形鬼に呼び出され「秀吉を討て」と命じられる。林空は仲間とともに、家康との合戦のため、甲賀忍者・山中長俊らの鉄壁な守りに固められた秀吉を銃撃しようとするが……。 『妖草師』が、「こ…⇒続きを読む