2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代小説

新刊情報

謎の呪い師に、化け猫疑惑。鯖猫長屋には騒ぎがいっぱい

田牧大和(たまきやまと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)』がPHP文芸文庫より刊行されました。美猫のサバが活躍することで大人気の、大江戸謎解き人情話シリーズの第4弾です。本書の主人公は、猫ばかり描いている売れない画描...
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光秀の側から、本能寺の変の真相に迫る、歴史ミステリー

志木沢郁(しぎさわかおる)さんの文庫書き下ろし歴史小説、『光秀叛逆の血脈』がコスミック・時代文庫から刊行されました。本能寺の変の要因については、野望説、怨恨説、黒幕説、突発説など、さまざまな見方が示されてきました。それぞれの説を取り入れた歴...
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亡夫を思い続ける女と、秘かに慕う若侍を描く市井捕物小説

片岡麻紗子さんの文庫書き下ろし時代小説、『祥五郎想い文(一) 孫帰る』が歴史行路文芸文庫からKindle版で刊行されました。2007年8月に徳間文庫より刊行された『祥五郎想い文 孫帰る』の待望の復刊です。「歴史行路」は、日本の歴史と文化を物...
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「2018年3月の新刊 下」をアップ

2018年3月21日から3月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年3月の新刊 下」を掲載しました。中公文庫から高橋義夫さんの『北の武士たち・狼奉行 - 傑作時代小説集』が刊行されます。第106回(1991年下半期...
ブックガイド

白虎隊で生き残り、明治を誇り高く生きた飯沼貞吉の人生

植松三十里さんの文庫書き下ろし時代小説、『ひとり白虎 会津から長州へ』が集英社文庫から刊行されました。歴史の潮流から外れた、無名の人物の生き様を丹念に掘り起こして、人間ドラマとして再構築した小説を数多く著作してきた植松さん。本書で光を当てた...