単行本

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荷を乗せた船が消え、おちやは連れ戻され…。遠野屋に危難が

『野火、奔る』|あさのあつこ|光文社あさのあつこさんの『乱鴉の空』の文庫解説の執筆を機に、「弥勒」シリーズを第1巻から読み直し、その面白さにすっかりはまりました。最新刊の『野火、奔る(のび、はしる)』(光文社)が刊行されたので、紹介します。...
動物

「2023年11月の新刊(単行本)」をアップ

『奥州狼狩奉行始末』|東圭一 |角川春樹事務所2023年11月1日から11月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年11月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、角川春樹事務所から刊行される、...
人物

東京新聞で、武川佑さんの戦国小説『真田の具足師』を紹介

『真田の具足師』|武川佑|PHP研究所10月28日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は10月29日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を、文芸ジャーナリス...
単行本

真田対徳川の死闘の裏にある、甲冑師たちの命懸けの闘い

『真田の具足師』|武川佑|PHP研究所デビュー作『虎の牙』と第2作『落梅の賦』で武田家を描いた、実力派の歴史小説家、武川佑(たけかわゆう)さん。『真田の具足師』(PHP研究所)は、武田家の後を継ぐように信濃を中心に勢力広げ、戦国時代に光を放...
人物

西国一強くて美しい、女城主の愛と葛藤の生涯を描く歴史長編

『誾』|赤神諒|光文社立花誾千代(ぎんちよ)は、山本兼一さんの『まりしてん誾千代姫』を読んで以来、私にとってずっと片恋の戦国ヒロインです。大藪春彦賞受賞の歴史時代小説家、赤神諒(あかがみりょう)さんが、誾千代を主人公に描いた歴史小説を発表し...