単行本

人物

なぜ人は争うのか? 元寇に立ち向かう、鎌倉御家人河野通有

『海を破る者』|今村翔吾|文藝春秋今村翔吾さんの『海を破る者』(文藝春秋)は、元寇をテーマにした歴史小説です。地理的に恵まれている島国ということもあって、日本はこれまで外国から侵攻された経験がほとんどありません。そんな中で日本史上最大の危機...
ミステリー

「時代小説★2024年6月の新刊情報(単行本)」をアップ

『歌人探偵定家 百人一首推理抄』|羽生飛鳥|東京創元社2024年6月1日から6月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年6月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月の新刊で注目しているのは、羽生飛...
仇討ち

夫の仇を討つため、義父と二人、江戸深川で暮らす武家女

『春のとなり』|高瀬乃一|角川春樹事務所高瀬乃一(たかせのいち)さんは、2020年に「をりをり よみ耽り」で第100回オール讀物新人賞を受賞し、2022年に受賞作を含む『貸本屋おせん』でデビュー。2023年、同作で第12回日本歴史時代作家協...
単行本

歴史の底から這い寄る「屍(ゾンビ)」。当代人気作家の競演

『歴屍物語集成 畏怖』|天野純希・西條奈加・澤田瞳子・蝉谷めぐ実・矢野隆|中央公論新社今の歴史時代小説界を代表する人気作家の、天野純希さん、西條奈加さん、澤田瞳子さん、蝉谷めぐ実さん、矢野隆さんが、歴史の底にうごめく「屍(ゾンビ)」をテーマ...
ミステリー

東京新聞で、赤神諒さんの『佐渡絢爛』を紹介

『佐渡絢爛』|赤神諒|徳間書店2024年5月4日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は5月5日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を紹介していくコーナーです...